田舎暮らしにあこがれて

田舎に安く土地を買い、優雅気ままな生活を目指すブログ

日本最古の小屋ラー・鴨長明の方丈記を読んだ。

2015.12.17 (Thu)
読者の皆さんに、「小屋暮らしをしているなら方丈記を読むべし!」とよく言われます。


ぼく「方丈記?なんだよそれ、古典とか興味ないし」

読者「方丈記は小屋暮らしを綴った日本最古の書物だよ。」


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日本最古の小屋暮らしと聞いてちょっと興味があったのですが、なかなか読むまでには至りませんでした。

そんなとき読者の方からなんと方丈記が送られてきました。ありがとう!


ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。


は?さっぱりわからん・・・・

古文から読もうとしたのは間違いでしたね。おとなしく現代語訳を読むとしましょう。


流れていく川の流れは絶えないのであるが、しかし、その川の流れをなしている水は刻々に移って、もとの水ではないのだ。流れが停滞しているところの水面に浮かぶ泡は、一方においては消えるかと思うと、一方においては浮かんで、一つの泡がそのままの姿で長くとどまっているという例はないものだ。世の中に住んでいる人間と、その人の住居とは、やはりこのように、一時も停止していないものなのである。



なるほど、現代語だとよく分かるね。

とりあえず現代語訳バージョンを一通り読みました。そして更に理解を深めるためNHKの鴨長明特集も見ました。

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鴨長明の時代は火事や地震のような災害で都が崩壊、さらに遷都もあって世の中とんでもなくカオスな状態。

長明は形あるものはいつか壊れるという諸行無常を目の当たりにしました。

人間の世界は暮らしにくいなぁ。

住宅密集地に住むと、もらい火の危険があるし、辺境の地に住むと交通の便が悪いし、山賊に襲われる可能性もある。

権力を持つと欲深くなるし、身寄りがないと他人から軽んじられるし、金持ちだと心配事が増えるし、貧乏だと心が卑しくなるし・・・


鴨長明「心の安らぎはどこにあるんや・・・」


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鴨長明が晩年になった頃、広さ3平方メートル、高さ2メートルの小さい小屋を建築。

分解して持ち運べる仕様になっているので、住んでいる場所が気に入らなければ家ごと引っ越すことができるそうです。


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そしてなんだかんだあって日野の山奥に定住。

一応、長明は出家してることになってるけど、読経をサボっても誰にも咎められない、失言して、誰かを怒らせることもない。

趣味の琵琶も思う存分弾けるし最高だぜ・・・・・


いや、まてよ。俺が出家して山奥に住んでるのは乱れやすい心を整えて仏道を修行するためだよなぁ。俺の心、汚れまくってるじゃん。はぁ・・・・また嫌なこと考えちゃった。念仏唱えて忘れよっと!

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

おわり


鴨長明を見てるとなんだか今の小屋ブロガーたちに似たものを感じますね。世の中に生きずらさを感じて、小屋暮らしを始める。都会で暮らすよりは心の平穏を得ることができるけど、たまーに自分の小屋ぐらしはホンモノなのだろうかと問いかける・・・

長明の場合は念仏を唱えてなんとかやりすごして、僕の場合は瞑想してなんとかやりすごして・・・・


うーむ・・・歴史は繰り返されるのかね。
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